Factory Information

チョコレートができるまで

  • 1.配合・混合

    チョコレートの原材料はそのほとんどが海外から輸入されたものです。安全で安心な商品の製造は、原材料や包材を信頼ある商社や国内メーカーより購入することから始まります。

    商品の特性に合わせて組まれたレシピ通りに材料を計量し、ミキサーでチョコレート生地を混合します。原料の投入口には強力マグネットが設置されています。

  • 2.生地製造

    チョコレート生地の製造
    粉砕とコンチング

    ミキサーで練ったチョコレート生地を5本のロールできめ細かくします。
    コンチェで練ることで、チョコレートとしての風味・香りを完成します。

  • 3.成型

    チョコレート生地の成型
    調温とモールドやピーチョコの生地絞り冷却と型抜き

    チョコレート生地は、温度調節(テンパリング)され、そのまま型に詰めてサイコロ状にしたり、ピーナッツを混ぜて絞り、冷やし固めます。

  • 4-1.包装

    包装
    ひねり包装、ピロ包装
    ほとんどのチョコレートは食べやすい様に1粒ずつ個包装されます。
    1分間に300粒以上を1台の包装機で包みます。

  • 4-2.袋詰め

    袋詰めされた商品は、金属探知機、重量チェックの検査を通過したものだけが製品となります。
    弊社では、板チョコ用包装機や、酸化防止の為の窒素ガスを充填できるトレー入りピーチョコの包装機も活躍しています。

  • 5.製品保管

    袋詰めされた製品は段ボールに詰められ出荷を待ちます。適温に設定された倉庫に並ぶ製品。
    溶けないように定温倉庫へと運びます。

ピーチョコ®について

ピーチョコ®について

昭和35年、(株)大一製菓の創業者である 一杉和一 は、当時高価なチョコレートを多くの人にお届けするために、日本ではじめてチョコレートにピーナッツをまぜあわせた『ピーチョコR』を作りました。

『ピーチョコ®』は株式会社大一製菓の登録商標です。

ピーナッツの入ったチョコレートを他の会社で『ピーチョコR』と呼ぶことはできません。
それは、(株)大一製菓が『ピーチョコ®』を商標登録しているからです。

JSF-B規格

JFS-B規格は、一般財団法人 食品安全マネジメント協会が作成した規格であり、組織が、安全な食 品を製造するための取組を向上させる目的のために使用することができる。また、その組織の取組を、内部監 査者や外部の評価者が検証・評価する規格です。

よくある質問

チョコレートが白くなっていますがどうしてでしょうか?
これは『ブルーム』と言って、一度溶けたチョコレートが温度調節しないでそのまま固まると起こる現象です。
原因は、チョコレートに含まれる油脂分の結晶が不揃いになる事によって表面がかびたように白くなったものです。
品質には何ら問題はありませんが、風味が劣ります。
チョコレートは、封をして直射日光の当たらない涼しい場所で保管して下さい。
チョコレートの表面に凹凸があるものがありますが、何か意味があるのでしょうか?
メーカーロゴや格子などのデザインが通常は刻まれています。
これらは商品の外観を華やかにしたり、商品のネーミングの素になったりします。

ところで、このチョコレート表面の凹凸ですが、他にも大事な役目があります。
一般的に粒チョコや板チョコはポリカーポネイト製の型にチョコレートを流して冷やし固めます。
凹凸部分から冷気を伝え易くすることで、製品表面が艶々なチョコレートに仕上がります。

ちなみに、凹凸デザインのない平面の型では、チョコレートの冷えが均一にならない事により、最後に冷えたところに熱が溜まってブルームの様になったり、艶が悪くなったりします。

トップへ